代表取締役会長
土橋 秀位
クロスフォーは創業以来、「日本発のジュエリーで世界中の人々を笑顔にしたい」という信念のもと、常に新しい価値の創造に挑戦してまいりました。
その象徴が、当社が独自に発明した“Dancing Stone”です。宝石そのものが繊細に揺れ続けるこの技術は、ジュエリー業界に革新をもたらし、世界中で特許を取得。現在ではグローバルスタンダードとして高い評価をいただいております。
2017年のJASDAQ上場は、当社にとって大きな節目であると同時に、新たな挑戦の始まりでもありました。
国内外の多くのパートナー企業と共生しながら、Dancing Stoneの技術とデザインを通じて確かな成長基盤を築き、売上の約半分を海外市場から生み出すまでに成長しております。
私たちは「競争」ではなく「共創」を重視し、世界中のジュエリーメーカーと手を取り合うことで、クロスフォーの技術をより多くの人々に届ける道を選んでまいりました。
今後は、グローバル市場でのさらなる展開に加え、デジタル技術の活用やサステナブルな生産体制の強化など、時代の変化に対応した経営を推進してまいります。
また、クロスフォーの成長を支える最大の原動力は「人」であると考えています。社員一人ひとりが情熱と創造力を発揮できる環境づくりを通じて、企業価値と社会的価値の両立を実現してまいります。
私自身は、社長としての任を後進に託し、会長としてグループ全体の中長期的な成長と企業文化の醸成に注力してまいります。
これからも、クロスフォーグループは「驚き」と「幸福」を世界中に届ける日本発のブランドとして、持続的な価値創造に努めてまいります。
今後とも、皆さまの変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社クロスフォー
代表取締役会長 土橋 秀位
代表取締役社長
内藤 彰彦
株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援、ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、2025年10月吉日をもちまして、株式会社クロスフォーの代表取締役社長に就任いたしました内藤 彰彦でございます。
社長就任にあたり、この場をお借りして、これまでのご支援に心より感謝申し上げますとともに、今後の経営方針と決意をお伝えさせていただきます。
クロスフォーは創業以来、「ダンシングストーン」に代表される独創的な製品と技術で、世界中の人々に「喜びと輝き」を提供してまいりました。
私たちが製品づくりを通じて最も大切にしたいのは、「世界中の人々の笑顔」です。この普遍的な価値を追求することが、結果として当社の企業価値と株主価値の持続的な向上につながると確信しております。
新しい時代を迎え、私は新社長として、以下の三つの柱を掲げ、資本効率と収益性を最優先に事業を推進してまいります。
1. 「進化と挑戦(Change & Challenge)」による成長戦略
時代とともに変化する市場ニーズと技術革新に対応し、常に新しい感動と価値を創造し続けることが、成長の源泉です。
これまで培ってきた独創的な技術力を基盤としながら、新たな市場・チャネルへの積極的な挑戦を通じて、収益の多角化と拡大を図ります。私たちは、お客様に選ばれる存在として常に進化を止めず、世界に誇れるユニークな企業であり続けたいと考えております。
2. 「品質と信頼の追求」を通じた経営基盤の強化
クロスフォーの製品は、お客様の人生の輝きの一部となるものです。その責任を深く認識し、製品の品質管理、知的財産保護、そして透明性の高いガバナンスを徹底いたします。
これにより、お客様の信頼をさらに厚くし、強固で安定した事業基盤を構築することで、安定的かつ持続的な収益の確保を目指します。
3. 「社会と共に輝く」持続可能な企業経営(ESG/SDGs)
私たちは、単に利益を追求するだけでなく、社会の一員としての責任を果たします。
持続可能な社会の実現に貢献する取り組み(例:環境負荷の低い素材の採用、公正なサプライチェーンの構築、ダイバーシティ推進)を強化し、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営を実践することで、長期的な企業価値向上を目指します。
「世界中の人々の笑顔を見たい」という熱い想いを原動力に、全社一丸となって企業価値の最大化に邁進してまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては、新しいクロスフォーの成長にどうぞご期待いただき、今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
